「2013会計事務所の経営白書」はこう使え!
2015/09/08
最新データから事務所の未来が見えてくる!
「2013会計事務所の経営白トレンド書」(以下、白書)では、会計業界にまつわる119種類もの最新データを掲載、詳細な分析を行っている。マーケットはどうなっているのか、他事務所はどう動いているのかを分析することで、事務所経営の未来が見えてくる。ここでは掲載された膨大な資料の一部を紹介しよう。
1.注目ターゲット「新設法人」の現在をつかめ!
新設法人を顧客のターゲットに据える会計事務所が増えてきた。「白書」では新設法人の最新データから、最新事情を詳細に分析している。人を顧客のターゲットに据える会計事務所が増えてきた。
「白書」では新設法人の最新データから、最新事情を詳細に分析している。
2.メインターゲット「中小企業」の現状をつかめ!
中小企業は会計事務所のメインターゲット。彼らが会計事務所に何を求めているのかを知ることで、適切なサービスを提供できる。
たとえば、サービスに不満を抱き税理士を解約した理由は一体何か。中小企業の経営者は誰に経営相談をしているのか。経営相談を定期的にしている企業とそうではない企業で利益の傾向はどう変化するのかなど、顧客の本音やニーズを頭に入れておくことで、事務所経営は確実に改善するだろう。
また、会計事務所が今後ターゲットにするべき注目マーケットや他事務所が考える現在の課題などから事務所のビジョンを再構築してみよう。
3.Webマーケティングの最新事情をつかめ!
伸びている事務所が必ず駆使しているのがWebマーケティング。リスティング広告やSEO、最近ではFacebookやTwitterといったSNSのサービスを上手に使って新しい顧客を獲得している。
「白書」では、Webマーケティングを行うにはどうすればよいのか、コストはいくら掛かるのか、これから行っていくべきWebマーケティング手法は何なのかが分かる。たとえば、リスティング広告では従来の「税理士関連ワード」の検索率が減少傾向にある。これまでと同じように出稿していたのでは、魚のいない水たまりに釣竿を垂らすようなもの。今後、何をやらなければならないのかをしっかり把握しよう。
4.他事務所の成功事例から活かせる方法を学ぼう!
「白書」には、弊紙「税理士業界ニュース」で取材させていただいた先生方の成功事例を35例掲載している。
ここで取り上げさせていただいている先生方は皆、特筆すべき手法で事務所経営を成功に導いている方々ばかり。その方法や考え方は必ず事務所経営の参考になるはずだ。
そのままの形で取り入れることができなくても、自事務所に適した形でアレンジし、最適な形で事務所経営に活かすことで、事務所全体のスキルアップにつながっていくだろう。